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下北半島プロジェクトさんの上映会 [2011年10月13日]

むつでの、上映会です。
下北の未来を考えるために、若者が企画しました。
原発推進派の方も、反対派の方も、どちらでもない方も、この映画は見る価値があると思います。

『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会

10月16日(日)
開場13:30/開演14:00
場所:下北文化会館 大ホール
料金:500円 *未就学児無料
主催:好きです! 青森県実行委員会
共催:マガジン9(http://www.magazine9.jp)
後援:東奥日報社

〜映画の紹介〜
山口県の南、瀬戸内海に浮かぶ祝島(いわいしま)は、希少生物が棲息し、
今も緑豊かな自然が残っています。人口は500人ほど。
島民たちは半農半漁の暮らしを続けてきました。
変化が訪れたのは1982年。
高齢化が進み、第一次産業が衰退しつつある現実を前に、
原発建設計画が持ち上がったときです。
島民の意見は、割れました。生活の糧を得るために原発を受け入れる人。
なんとかして自立した暮らしを続けたい人。
どちらも祝島を愛するがゆえの意見です。
島でいちばん若い働き手・山戸孝さんは、
今、足元にある資源で祝島が自立する道を探る一人。
妻と幼い子どもを抱えながら、地元の海草や無農薬のびわを販売し、
新しい可能性を確かめる日々を送ります。
祝島には、ほかにも自立した産業を模索する人たちがおり、
島のお年寄りたちは彼らを支え、応援しています。

一方で、スウェーデンでは、地域自立型のエネルギー作りが始まりました。
スウェーデンの最北端、オーバートオーネオ市では、
風力、バイオマスなどを使い、すでに電力の半分を自然エネルギーでまかなっています。
自分たちが使う電力を、自分たちで選ぶことを実現していているのです。

この映画を撮った鎌仲ひとみ監督は、
『ミツバチの羽音と地球の回転』というタイトルに込めた思いをこう語っています。
「ミツバチは蜜を取るけど受粉を助けて実を実らせるという
自然とともに生きていく持続可能な生き方の象徴だと思うんです。
『ミツバチの羽音』は英語で「buzz communication」といって、
〈口コミ〉という意味があります。〈誰かではなく、自分自身が〉ミツバチのような
存在をめざすことで社会は変わっていくと。
そして、『地球の回転』は動かしようのない自然の大きなチカラ。
小さなまなざしと大きな視点、両方を持って進んでいこう」(東京劇場公開かわら版より)

祝島もスウェーデンも、下北半島からすると遠いところですが、
「ここで生きていきたい」気持ちは地域を問いません。
普通の人たちの、当たり前の思いをどう未来につなげるか。
『ミツバチの羽音と地球の回転』は、そのヒントがいっぱい詰まった映画です。
日曜の午後、映画を見ながら一緒に「下北の未来」を考えませんか。

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