トップ > 最新情報 > 2023年 > 6月

最新情報

さらば八月の紫陽花! さらば「わたしの病気」!

2023年8月5日20時26分 撮影:山本敏夫

寺山修司没後40年記念 寺山修司記念館フェスティバル2023夏

演劇実験室◉万有引力 特別公演「八月の紫陽花Ⅱ」

~ わたしはあなたの病気です~

寺山修司「疫病流行記」より

 

【日時・会場】 2023年8月5日(土)

受付開始18:00 開場18:30 開演19:00

寺山修司記念館 屋外多目的スペース

*小雨決行のため、雨具をご持参ください。
 

【チケット】
大人 3,500円高・専門・大学生 2,000円中学生以下 1,000円

チケット予約・購入の方は当日、開場時間前(~18:30)に館内の展示をご覧いただけます。ご入館時に受付でお申し出ください。

学生の方は、当日学生証の呈示をお願いします。

【チケット取扱】
寺山修司記念館 / 三沢市公会堂 / ローソンチケットチケットぴあ(Pコード:520924・興行コード:2326634)イープラス

【チケット電話予約】
三沢市寺山修司記念館 Tel.0176-59-3434 当日、館内受付で料金をお支払いください。

【チケット発売日】
2023年7月16日(日)

*MISAWAぐるっとバス17時以降、寺山修司記念館行き臨時運行あり
*終演後、三沢市中心街・三沢駅行きのバス運行あり
*終演後乗車希望の方は事前登録(0176‒59‒3434)をお願いします
 

【公演内容】
2022年7月31日に演劇実験室◉万有引力によって上演された、一夜限りの『八月の紫陽花』が、今夏、寺山修司記念館に再登場する。前回は「エクスペリメンタル叙事詩劇」として、寺山さんの言葉と施設内外の虚実を混沌させた寺山演劇論の実践ともいうべき公演だったが、今回は『八月の紫陽花』第二弾として「わたしはあなたの病気です=『疫病流行記』より」を上演する。『疫病流行記』は寺山さんがアントナン・アルトーの『演劇とペスト』に想を得て1975年に舞台化、世界中で上演された作品である。

「一匹の死んだ鼠にはじまる疫病の大流行は、じつは虚構による現実の腐蝕・・・
つまり、ペストには悪夢同様、医学的な病原菌は存在しないのである」

三沢の森の夜の静寂を切り裂くシーザーのロック!繰り広げられる肉体スペクタクル!
祝祭に沸く8月の青森に万有引力が彩りを添える!乞うご期待!!

 

作:寺山修司/演出・音楽:J・A・シーザー

共同演出・構成台本:髙田恵篤

出演
髙田恵篤 / 伊野尾理枝 / 小林桂太 / 木下瑞穂 / 森ようこ / 髙橋優太 / 今村博 / 山田桜子
三俣遥河 / 内山日奈加 /みなもとの一馬 / 前田倫 / 小林珠実 / 福士正一(友情出演)

照明:山﨑佳代 / 音響:井上佳保 / 映像:鈴木智仁 / 音楽製作:飛永聖
美術:波田野宇乃(美術オルガンC◉G) / 照明・音響協力:東北共立
プロデューサー: 笹目浩之(テラヤマ・ワールド)
主催:三沢市寺山修司記念館 / テラヤマ・ワールド 共催:三沢市
後援:三沢市商工会 / 一般社団法人 三沢市観光協会 / 公益社団法人 三沢青年会議所
東奧日報社 / 東奧日報文化財団 / デーリー東北新聞社 / 陸奥新報社 / コミュニティラジオ局BeFM
企画制作:テラヤマ・ワールド / 演劇実験室◉万有引力
首都圏宣伝:ポスターハリス・カンパニー / グラフィックデザイン:福田真一 / イラスト:木原未沙紀
 

 

●休館日:7/3(月)、10(月)、18(火)、24(月)、31(月)

●バス運行日:7/1(土)・2(日)、8(土)・9(日)、15(土)・16(日)、17(月)、22(土)・23(日)、25(火)~30(日)

三沢市内観光バス「MISAWAぐるっとバス」(無料)
三沢駅・スカイプラザミサワ(中心市街地)・三沢空港等を経由します。

ぐるっとバス時刻表(2023年4月〜10月)

 

●入館料 
一   般    550円(常設展330円+企画展220円)
一般(20名以上) 440円(常設展220円+企画展220円)
高 大 生   110円
小 中 生    60円 ※土曜日は中学生以下無料

 
会期:2023年4月18日(火)
〜10月29日(日)

 

「この手紙を渡すときのことをひとりで考えながらぼくはにやにやしている」
筋金入りの手紙魔だった寺山修司。少年期を支えた恩師との文通、全国の高校生俳人たちとのやり取り、恋人・九條映子へのラブレター、近況報告の役目を果たした晩年の「ニュースレター」など、膨大な量の書簡を書いている。滞在先の国から自分に宛てた手紙を出し、「アリバイ作り」をしていたという証言もある。
彼のすべての作品のなかに、対話を大事にする姿勢を見てとることができる。手紙を通して見えてくる寺山の創作の真髄。